お久しぶりです。かれこれ八ヶ月ぶりとなってしまいました。
唇の調子が一段階良くなり、大分落ち着いてきたので近況報告をします。
ではまず写真です。(アズノール軟膏を塗っているため、若干光っています)分かり易くするため、ちょっと多めにアップしてみました。






結論から言うと、皮剥け自体はまだ治っていません。しかし、前回の日記の写真と比べますと、まだ所々黄色い瘡蓋気味だった下唇の皮が、完全に繋がった滑らかな皮になりました。一番酷かった昨年8月2日の日記と比べますと、その差は歴然です。
また、アズノールを塗っていた昨年の7月26日の日記の写真の様に皮が白く濁ってもいません。
ここまで回復するとは夢にも思っていなかったので、今はかなり精神的にリラックス出来ています。
この春から社会人として働いていますが、仕事には全く支障はありません。元気に働いています。人と顔を合わすのは辛くありません。寧ろ楽しい位です。
まあ唇の見た目で気になるのはタラコ唇な点、話す時若干唾液と混じって唇の内側が白くなる位です。
今日までやった治療と言えば、アズノール軟膏での保湿と、お湯での唇の洗浄だけです。これを昨年10月半ばから継続して続けました。
良くステロイド軟膏を塗って回復したという話を聞きますが、自分の場合は逆に悪化してしまいました。
やはり、人それぞれ薬との相性があるのかもしれません。
そして、唇を洗うことを勧めてくれたK応大学病院の先生には本当に感謝します。あの先生との出会いがなければ、今の元気な自分は多分いなかったと思います。足かけ六年に及ぶ闘病生活が、ようやく報われました。
私自身、以前までは瘡蓋を大事に庇えば、いつかは自然に剥けて下から正常な皮が生え、定着するものだと信じ込んでいました。しかし、それは誤りで、瘡蓋を何日も放置していても(最大四週間放置しました)、正常な皮は生えず、黄色い瘡蓋は出来続けていました。
私が思うに、この病気は唇の皮の正常なターンオーバー(脱皮)を狂わせてしまうため、唇を洗うなどして人工的にターンオーバーを起こさないと基本的に何をしても無意味なんだと思います。
ステロイドを使っても、また他のどんな軟膏、保湿剤を使っても効果が表れなかった(馬油とか、スクワランとか、サンホワイトとか、ビーワックスとか、モレナリップとか、今思えば色々試しました)自分がここまで劇的に回復したのですから、この治療法はかなりの確率で他の方にも効果があると思います。
剥脱性口唇炎が中々治らずお悩みの方は、是非唇を継続して洗うようにしてみて下さい。
さて、今の症状は皮が乾燥して浮いてきて亀裂→剥ける→また生える(剥けた皮の下の皮が浮いてるだけ?)の繰り返しで、
その間大体一週間位です。
でも以前みたいに剥けた後それほど真っ赤になっていなくて痛みも無いですし、皮が剥ける前は普通の唇とほぼ遜色無いです。黄色い瘡蓋は全く出来ません。あと驚きなのが、以前黄色い瘡蓋が出来ていた頃は、瘡蓋を剥いても全く血が出なかったのですが、最近は皮を剥くと血が出るようになりました。これは皮がだんだん定着してきたという証拠なのかもしれません。
何だかやっと「剥脱性口唇炎」から普通の「口唇炎」になってきたかなという感じです。
ただ上唇の裏に小さい黄色い膿がいくつか出来るのが悩みです…。
洗って流してもまたすぐ出来ますし。
でも下唇にはありません。
実は膿は昨年の10月頃は下唇にも広範囲に出来ていて、その時は膿から瘡蓋になるような状況でした。その時は上唇には何も出来ていなかったのですが・・・。
今度病院で質問してこようと思います。
また、相変わらず唇に食べ物を付けることは出来ません。
本当に完治するにはまだまだ時間がかかると思いますが、ここまできたのですから諦めずに治療を続けていこうと思います。
posted by レオニダス at 01:39|
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